物流現場で進むロボット化

コロナの影響が物流業界でのロボット活用に拍車をかけているようです。
日経クロストレンドが伝えています。

https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00326/00004/

物流でのロボット導入は、主に次のポイントで進められています。

・ピッキング・詰め合わせ

・仕分け作業

・配送

ここでキーとなるロボット技術は、まず、ピッキングでは「商品の識別」のための技術。
具体的には、REIDタグ。
RFIDとは、電波を用いてRFタグのデータを非接触で読み書きするシステムです。バーコードと異なり、一気に複数のタグを電波で読み取ることができます。離れた場所にあっても、箱の中に入っていても読み取ることができます。

RFIDは日本初の技術で、すでに導入が進んでいます。その課題はコストです。
一般論ですが、RFIDタグ1個が1円を切ると一気に普及すると言われています。が、今はまだ10円くらいで普及を阻んでいる状況です。

変わる技術として注目されているのが、画像認識技術です。
Walmartではドローンを使って商品を撮影して、画像解析でここの商品の場所を把握、その情報からピッキングを自動化しているそうです。Amazonの無人コンビニも画像認識から自動レジを実現させています。
こちらの技術がRFIDを追い抜いているのが実情で、日本初のRFIDはこのままβマックスのように廃れてしまうのかもしれません。

仕分け作業については、この画像認識システムがすでに多く導入されています。
仕分けLINEの自動化は倉庫での人手不足を解消するキーポイントですので、この普及は一挙に加速するでしょう。

最後の配送の部分は、ドローンや自動走行トラックなどが注目されています。
日本政府は2025年までにトラックの無人隊列走行を実現させる計画でいます。ただ、あくまでも高速道路でに話ですので、そこから先を運ぶドライバーは必要となります。

その他のロボット技術の応用は、例えば人の作業を支援する「ロボットスーツ」などがあります。
しかし、こうした技術はあくまでも人の存在を前提とするもので、人手不足に悩む物流業界の解決策にはなりません(3K作業を解消することで、人を集めることが容易になる、と言う意見があります)。
自動倉庫の発送はすでに40年前からありますので、ピッキングや仕分けでのロボット化は別に新しい発想ではありませんし、更なる自動化の実現性は大いにあります。

ただ物流革命と言われるほどの進化はまだまだ先のようです。