トランプさんのおかげで円安が猛烈な勢いで進んでいます。
このため、一時静かになっていた越境EC(この言葉はあまり好きではないのですが)への関心が再びといいますかまた高まっています。

アメリカ・ヨーロッパをターゲットとしたECへのチャレンジ

円安の傾向は「強いアメリカ」を打ち出すトランプ次期大統領の政策がこけない限り続くと思われますし、オリンピックを見据えるとこのアウトバウンドEC(越境ECよりもしっくりくると思います)重視の戦略は長期的に有効と思われます。

弊社でもアウトバウンドECの取り組みを実験的に2年行ってきましたが、運営するにあたり色々な課題が抽出され、その対処方法も実践としてわかってきました。

弊社は最初からアメリカとヨーロッパをターゲットとしたアウトバウンドECにトライしてきました。越境ECでは中国がターゲットとして重視されますが、あえてそこを外して欧米市場に力点を置きました。

その理由は言語の問題が一番でして、次がリソースの問題。

欧米ですと、日本との時差が大きく、運営になかなか手間と時間と体力がかかります。

USやUKのアマゾン、e-bay、から始めJugemカートまでやったのですが時差というのは「リアル感」を阻害させ最初はまったくうまくいきませんでした。アマゾンやe-bayも出品すれば売れる、というのはまったく甘いですね(日本のアマゾンの方が楽です)。自社サイトを作ってもseoなどの対策がまったく分からず試行錯誤でした。

そこで、まず現地の人間に運営を任せることでそのノウハウを習おう、ということで現地の日本人(日本語が話せる現地人を含む)で詳しい方を見つけ出しその方に運営を委託しました。アメリカ西海岸と東海岸、パリとロンドンの4箇所です。

1年間委託してみるとやっと結果が見えてきました。失敗する要素はたくさんありますが、うまくいく(成功するとはまだ言えません)要素がいくつか見つかったのは収穫です。

日本での運営の課題

今は日本でのEC運営の課題に取り組んでいます。それを解決しないと我々のビジネスになりませんので。

運営に際して、現地からのサポートが必須だ、ということははっきりしています。よほど現地に精通していない限り出品はできるが出店はできません。でもそれに頼っていてばかりではアウトバウンドECの旨味が享受できませんので、できる限りの作業の内地化を目指しています。

やって見てわかったことは

  1. サイト制作は現地にお願いした方がいい。メンテもやってくれる。
  2. 現地の人(想定ターゲット)に商品を渡して使ってもらい感想を取ると、効果的なサイト制作にとても役立つ。
  3. 欧米相手ですとチャットシステムは必須ではありませんが、メール対応は素早い方が効果的。

1.ですが、制作費は意外と安い。メンテナンスも契約すると日本以上に?自主的にやってくれます。問題は商品をいかに制作担当者の伝えるかですね。オリエン力が決め手です。

2.は当たり前ですがとても効果的です。制作担当者に商品の特徴を説明するときもとても役立ちました。まず、これをやるべきです。弊社の場合は現地の担当に作業を依頼しましたが、時間と予算があれば是非日本から行って意見を聞くとより参考になると思います。

3.について。日本はとても遠い国、と大多数の人が思っています(中国人は違うようです)。だから問い合わせにすぐにメールで答えるととても喜ぶようです。問い合わせが多いか少ないかは商品によりますが、多い方が売れるようです。そういう「未知なる」ものを欲しがる人がいるんですね。東洋の国には自分たちが知らないものがたくさんある、そう感じているようです。これは2.のヒアリングでわかりました。

体系化ができればサービスに加えたいと考えています。

弊社のノウハウにするために現在、やって来たことを体系化している最中です。

まずはアメリカでのサポートが提供できることを目指しています。

その際はよろしくお願いいたします。

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